こんにちは、水泳の家庭教師アクアです。
梅雨空が続いていますが、アクアでは6月下旬よりお問合せが増えて参りました。
昨年は水泳授業が休止になり、急に今月から水泳授業を開始します!となった方も多いのではないでしょうか。
特に高学年のお子様の場合は、今まで習ったことがない泳法を突然授業でやりますよ!となって、お困りの方も多いご様子です。
是非、お気軽にご相談ください。
さて、今回のコラムは「クロールの習得までにかかる期間は?」です。
通常、スイミングスクールでは水慣れ~クロール習得までを9~12段階ほどにわかれており、月1~2か月に1回テストを行って進級する仕組みになっていますので、そちらを前提にお話をさせて頂きます。
上記の場合だけで見れば、月1回ごとに9~12段階を経る事でクロール完泳となっておりますので、クロールは9~12か月(レッスン回数でいうと36回~48回)で体得するように組まれております。
課題項目を細分化して見てみた場合、
1)水中での呼吸
2)支持物のない状態で水中で立つ
3)浮く
4)浮いてから立つ
5)水中でのキック
6)進む
7)進む:支持物(ビート板)あり
8)進む:支持物なし
9)キックと腕の回転:部分だけの習得、上下連動、リズム
10)呼吸法の理解と体得
11)支持物ありの状態での前進
12)支持物なしの状態での前進
となります。(順番はプログラムにより若干異なります)
以上をベースに、特に問題なく進行した場合、
■集団指導の場合■
【9か月~12か月】※レッスン回数でいうと36回~48回
※各動作について、1回テストで合格し、進級した場合です。
■個人指導の場合■
上記の項目を1回ずつこなした場合【9~12回】ですが個人指導の場合、進級テストの項目クリアの要件は必要ないため
もう先に進んで良いなと思った時点で、同じレッスン時間に別の動作を取り入れてレッスンを行うことが可能です。
例えば、水への抵抗感がなく、比較的ご家庭でもプールにいかれている等であれば(1)の水中での呼吸を1時間まるまる行う必要はなく、その時の判断で(1)~(5)までを行います。
その時の生徒様の状況によっては、(6)(7)を飛ばして(8)を行い、現段階で課題になる箇所を見極め、課題点を修正し、再度(8)の確認と(9)へ進んでしまう事も可能です。
一般的に水慣れは(1)~(6)となりますので、すでにスイミングスクール等で習得されている方であれば、状況確認後、(9)の動作に入ってしまう場合もございます。
そして最後に「クロールを泳いでみる」を行う事で、生徒様ご本人も自分でやった手応えを感じられ、課題点を自覚する事ができ、次回のレッスンへのモチベーションをアップすることができます。
※1か月に4回受講された場合、約【3か月】となります。
※個人差がございます。(今までの最短目標達成は1時間)
以上が、クロールの習得にかかる期間についての説明です。
尚、補足とはなりますが、お子様の指導については、お子様の特性やご成長に合わせて指導を行わせていただき、ご無理のないよう指導致しますのでご安心ください。
弊社のインストラクターについては、採用から研修、デビューに至るまで厳しい基準を設けており
特にお子様や水が怖い方への指導に長けたインストラクターを採用しております。
・スイミングスクールに通っているが、ずっと**クラスにいて飽きてきてしまった。(ボビング級、キック級など)
・きちんと教わったことがないので、受験や進級・進学前に泳げるようになってほしい。
・進学した学校ではプール授業が盛んなので、泳げるようになってほしい。
など
まずはお気軽にご相談いただけましたら幸いです。
水泳の家庭教師アクア