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2021.05.13
【レッスンエピソード】~発達障がい児の水泳レッスン~

こんにちは!

水泳の家庭教師アクアです。

 

今回は、発達障がいをお持ちのお子様の水泳レッスンエピソードをご紹介致します。

 

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■地域:神奈川県内

 

■生徒様:幼稚園生

 

■レッスン頻度:月1回~2回/45分レッスン

 

■ご様子

まだ幼くていらっしゃるため、医師の診断は受けていらっしゃいません。

療育センターに月4回ほど通っていらっしゃいます。

・こだわりが強く、お話を聞くことが難しい。

・集団でのレッスンだと集中できない。

・数字や時計が大好き

その他詳細***

 

■今回のご依頼内容

・水が好きなので、自分が得意なスポーツとして水泳を習得させてあげたい。

・クロール25M完泳

 

■初回レッスン内容

<水慣れのチェック>

伺っているよりもプールが大好きなお子様で、恐怖心は一切なし。

浮く、浮いてから立つ→問題なし。

進む・キック→弱いが、年齢相応の筋力(大腿四頭筋)。補助をしつつ進む感覚を付けてもらう。

<コミュニケーション>

レッスン中は夢中ですが、前後で区切りをつける事を意識したらしっかりお話を聞く事ができる。

音と人混みに対してやや敏感なご様子。

<以降のレッスン内容の相談>

遊びの要素をいれながら、水の中での身体感覚を養い、筋力の増加を狙う。まずは感覚の体得を目標。

 

<半年後>

・水慣れは克服しつつあるが、爆発吐息に若干不安を感じている。

・キックは板なしで、補助に入りながら進む。

・身体感覚が養われてきたことで、水中でやりたいこと、自由にしたいという気持ちが強くなってきた。まずは本人がプールであれば自由に動ける、楽しいという気持ちを尊重し、レッスンを進めていく。

・ご家庭では水泳の話を中心に会話が弾む。

 

<8カ月後>

・水慣れ~ビート板キック。

まだ膝が曲がってしまう時があるので、座ってキック練習を交互に繰り返し体で理解してもらう。

・レッスン中の時間の使い方もお互いわかりはじめ、練習する時間・遊ぶ時間がしっかり分かれるようになった。

・クロールの手回しに入る。

・ビート板を外し、ヘッドアップしないよう姿勢を意識できる。

・同じ動作に飽きてきたため、背泳ぎを導入。息継ぎが楽なためか、スムーズに進行。

 

 

<1年後>

・ビート板25M板キック

・けのびの姿勢修正

・始めた当初よりも集中してレッスンを受けることができる。出来る手応えを感じたのか、繰り返し同じ動作を練習する。

・呼吸の練習をスタート

 

以上が、ご依頼から現在のレッスン経過です。

 

ご依頼当初から現在に至るまでで、泳法の習得だけでなく、精神的なご成長もお分かりになるかと存じます。

特に水中で自由に動けるようになったと感じた辺りから顕著なご様子でした。

 

複数の動作の連携には、繰り返すこと、慣れが必要となります。発達障がいのお子様に限らず小さいお子様の場合は、特にその感覚を育む事が非常に重要となります。

マンツーマンレッスンでは、ご本人様の理解度を確認しながら次の段階へ進めて参りますので、ご本人様も「できない」という捉え方よりも「できた」という実感を持って頂き、次のステップに進んでいくことが出来ます。

 

水泳は反復運動で出来るスポーツです。

一度その動きを習得されれば、泳ぎ続けることが出来ます。

水泳は、プールさえあれば爽快感や達成感を得ることが出来、ストレス発散などにも有効です。

最初は水の中で息をこらえること、浮く感覚を得ることを理解することが難しいかもしれませんが、お子様のペースを見ながら一歩一歩進んでいけば、できるようになると信じて指導にあたっております。

 

「うちの子どもでもできるのかな」

「何か自信をつけさせたいな」

「学校の授業についていけるようになるのかな」

など

まずは、お気軽にご相談ください。

 

「発達障がい、集団行動になじめないお子様のレッスンについて」詳しくはこちら

 

■お問合せ

電話:045-290-0550(電話受付:平日9:00~17:00)

メールフォーム:こちらから承っております。

 

水泳の家庭教師アクア

 

 

※レッスン内容はインストラクターのレッスン報告、レッスン日報をもとにしております。

 

 

 

 

 

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