こんにちは!
水泳の家庭教師アクアです。
今回は、この季節でよくみられる「冷え性」と「水泳」について解説したいと思います。
お悩み解決の一助となりましたら幸いです。
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“冷え”はそもそも体質で病気ではないと考えられており、
通常『冷え性』と表記されていますが、
あらゆる病気のベースとなる“プレ病気”=“未病”ということ、
様々な不調や病気を招く原因になる“症候群”であるということから、この記事内では『冷え症』と表記致します。
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≪冷え症とは・・・≫
『冷え症』のタイプは以下のいくつかのタイプに分けられます。
●自覚冷え症自覚タイプ
身体の他の部分が暖まり冷たくないのに対し、手や足などがいっこうに暖まらず冷えているような感じる。
●かくれ冷え症タイプ
「内臓冷えタイプ」・・・手足の冷たさは感じず、内臓が冷えている。
「暑がり冷えタイプ」・・快適だと感じる体温が人より低いので冷えていると感じない。のぼせやすいので浴槽につかるよりシャワーが好き。
『冷え症』は自覚症状です。
“冷えている”ことに自覚がある人は自ら身体を温めようと意識できますが、そうでない方(体温35℃台の人が多い)は気付かず過ごしてしまう傾向があります。
★自分が冷えているかチェックしてみましょう!
●朝起きて、脇の下の体温とお腹の体温を触ってみる。
お腹の方が冷たく感じたら、身体は冷えている。
●耳たぶを上下に折り曲げて痛みを感じないか。
冷えにより末端にまで血が通っていると、痛みを感じる。
その他ご参考サイト:http://w-health.jp/woman_trouble/cold/(ヘルスケアラボ様)
≪水泳で「冷え」を改善する≫
●水の中は自律神経が働きやすい環境!
プールに入る→体温が奪われる→復活させようとする「熱を作ろうとする」=「自律神経が働く」⇒
体温が上がる
**水中運動と陸上運動の違い**
通常、人は皮膚温と同じになった空気の境界層に覆われています。(約36℃で覆われた状態)
よって空気中で運動する陸上運動では、境界層が熱の伝導を妨げ、運動によっての体温上昇が遅い。= 自律神経が働きにくい環境下です。
しかし水の中に入ることで、境界層が破壊されるため、熱が水に伝導します。
水温は体温より低いため、体温があっという間に奪われることとなります。
(水の伝導率は空気の約25倍と非常に高い。)
するとここで体が・・・
↓
血管が収縮する
(身体はその状況に2~3分で慣れる。)
↓
身体を動かす。
↓
血管が拡張する
※水の中での運動は血管の収縮・拡張を繰り返す事ができる。
↓
体温調節機能が活発に!
↓
体温上昇!
すなわち
【水の中では、直接身体が水に触れるため、身体の代謝活動に大きく影響を及ぼします。
水の中にいるだけでエネルギーは消費され、身体の抵抗力が増していくこととなります。】
次回は、今回の続き『水泳で冷え性を改善 その2』
をアップ致します。
水泳の家庭教師アクア