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2019.12.12
【レッスンエピソード】~水が怖い小学校6年生の男の子様のレッスン~

みなさん、こんにちは。
水泳の家庭教師AQUAです。

 

今回は水が怖い小学校6年生の男の子様のレッスンエピソードを

ご紹介いたします。

 

お電話でカウンセリングした際、5年生までの学校の授業では、

泳げないことに対して特に何も言われないままだったため、

「怖いからやらなくていいや」と過ごしていたところ、6年生に

なっていきなり「せめて25m泳げるようになった方がいい」と言われ、

今の状況でスイミングスクールに行き、小さい子に混じって練習を

するのが恥ずかしいという経緯で個人指導でやっていこうとお考えに

なられたと仰っていました。

 

事前カウンセリングのご状況としては、シャワーは問題ないものの、

水が苦手で顔つけは目まで可能とのご申告でした。

目標としてはクロールか平泳ぎで25m完泳を目指したいとのことでした。

 

実際にお会いした第一印象としては、野球をずっとやっていて、

がっしりした体型だったため、運動神経は悪く無いだろうし、

パワーもありそうな印象でした。

 

6年生ということもあり、スムーズにレッスンを進めていくことが

できるのではないかとレッスン前に考えていましたが、

レッスンを始めてみるとその考えが甘かったことを痛感しました。

 

実際には「水が苦手」というレベルではなく「水がかなり怖い」という状態でした。

そこで、まずは水がどうして怖いのかを聞いてみることにしました。

 

ご本人様曰く、特にご自身が溺れた経験があるわけではなく、ただ息ができないことへの

恐怖と、テレビや映像で溺れる人の映像を見て怖いというのがあるとのことでした。

 

そのため、初期段階では、恐怖心をなくすために、水の中で息ができなくても

水から出れば呼吸が出来ること、プールでは足も着くし、私もずっとついているから

溺れることは無いということを話ながら水慣れの練習を進めていくことにしました。

 

1回目のレッスンで、なんとか顔付けができるようになり、プールサイドをもちながら

おでこまでは潜れるようになりました。

まだ浮くこともできない状態ですが、ずっと水慣れもつまらないと思い、ビート板と補助を

しながらキックの練習も入れていきました。

 

その後、水慣れとキックの練習を重ね、3回目のレッスンで、ついに自力で浮くことが

できるようになりました。いきなり浮くことができたため、どうしてなのか話を

聞いてみました。

すると、水への恐怖心はまだあるものの、怖さは薄れているとのことでした。

更に詳しく聞いてみたところ、「補助や壁がなくても、足が着けば呼吸が出来ると

いうことがわかったから」ということでした。

また、ビート板を使ってですがバタ足で自分ひとりで進んでいることで少し自信がついたとも仰っていました。

 

それ以降のレッスンから上達スピードが加速していき、5回目のレッスンではグライドキックで7m進めるようになり、

ビート板を使えば25mをキックで完泳できるようになりました。

8回目のレッスンではノーブレクロール10m、10回目のレッスンではノーブレクロール12.5mまで泳げるようになりました。

 

そして、先日14回目のレッスンではクロールの呼吸時に少し補助を入れながらですが、

クロールで25mを泳げるようになりました。

まだまだ、水に対しての恐怖心が完全には無くなっていませんが、かなり自信が

ついて来ているようですので、目標達成の日も近いのではないかと思っています。

 

弊社ではこのように、ご受講者様一人ひとりに合わせてレッスンを

実施させていただいております。

ご不明な点がございましたら、まずはお気軽にお問合せくださいませ。

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